2000年9月 バリ島



The RIZ-CARLTON Bali


今回の旅行はバリ島です。この旅行はまだ結婚前でしたが、私の妻と初めての海外旅行です。
それなら、少しリッチな気分をということで、バリ島にしました。

バリ島には、日本からジャカルタ経由で7時間程度のかかったと記憶しています。

空港からこのホテルのあるジンバランへはタクシーで行きました。


このホテルのあるジンバランは、リゾートホテルがある海外からの観光客で賑わう場所ですが、2005年10月に爆弾テロが発生し、邦人1名を含む多数の方が亡くなりました。

亡くなった方のご冥福を祈るとともに、こうした悲しく痛ましいテロが無くなることを願って止みません。

さて、このリッツ・カールトン ホテルは写真のようなバリ島の民族様式を思わせる建物で、ホテルの廊下では琴のようなバリ島の民族楽器を演奏している人がいます。この音楽は遠くからでもかすかに聞こえてくるので、とても癒された気分にさせてくれます。

プライベート ビーチ

ホテルの建物から少しカートに乗って行くとプライベート・ビーチに出ます。

海が透き通って見えるのがお分かりでしょうか。
プライベート・ビーチとはいうものの、地元の親子連れが遊びに来たり漁師さんが作業していたり、のどかな場面も見ることができました。
ブサキ寺院

旅行は6日間楽しみましたが、そのうち1日は現地のツアーを組み、バリ島の観光名所を行くことにしました。

バリ島の東に、この島の霊峰アグン山(標高3142m)があります。バリ島はインドネシアの中で唯一ヒンドゥー教を信仰する島で、この寺院はアグン山の南麓にある最大のヒンドゥー寺院です。

この寺院がある場所が既に標高が1000mのところにあります。観光客は一部を見ることができます。





ライス・テラス

次の行程に移る前に、ランチタイムになりました。

山道をうねりながらバンに乗っていると、突然視界が開けます。

ここは、ブキッ・ジャンブルというところで、美しい棚田が広がっていました。

私たちは、このライス・テラスを眺めながら昼食をとったのでした。


スマラプラ

ブサキ寺院の少し南にスマラプラ王宮の跡があります。

スマラプラ王朝は18世紀から20世紀初頭まで栄えていました。

敷地内には、右写真のバレ・カンバンと呼ばれる王族の休憩所があったり、クルタ・ゴザという裁判所もあります。


(グルタ・ゴザ)



(バレ・カンバン)



グルタ・ゴザの天井には、左の写真のような絵が描かれています。

よく見ると、下の真ん中の絵は二人の人が釜茹でにされています。

さらに、槍で罪人が突かれている様子が描かれています。

なんとなく、仏教の地獄絵を想起させます。

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